日本時間2017年5月8日に行われたメジャー試合の試合から気になる選手とその数字を紹介!
今回は合計904ft(275.5m):ジャンカルロ・スタントン選手。
マーリンズのG・スタントン選手がメッツ戦で放った2本のホームランの合計飛距離が904ft(275.5m)だった!
1本目のホームランが436ft(132.9m)で特大だったが、圧巻だったのは2本目。
メッツのホーム球場であるシティフィールドでの歴代最長となる468ft(142.6m)のホームランだった。
歴代でも1試合における2本のホームランの合計飛距離が900ftを超えたのは、2015年のジャスティン・スモークとジェイ・ブルース以来3人目。
近年は怪我の影響もあり、出場試合数と本塁打数が伸びていなかったスタントン選手。
ただ試合に出ればホームランを打つパワーは健在で、今シーズンもこれまで30試合で10本のホームランを放っている。
このペースが続けば2012年、2014年に記録した37本塁打を超えることも十分に可能だ。
気になるのは四球率が年々低下していること。
メジャーに定着した2013年以来最低の9.9%を今シーズン記録している。
これはボールゾーンのスイング率が過去最高の69.6%になってしまっていることが要因だろう。
本塁打を打つパワーをより効率的に活かすには、よりゾーンを絞ってボール球を振らないようにすることが必要だろう。