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【NPB】山田哲人の今シーズンの不調の要因をデータで探る!

日本のプロ野球ではクラマックシリーズが始まり、盛り上がりを見せている。

 

そんな中、クライマックスシリーズに進出出来なかった6チームは既に来シーズンに向けて準備を始めている。

 

今回は、その6チームの1つであるヤクルトスワローズ山田哲人選手に注目する。

 

大ブレイクを果たした2014年、そしてトリプルスリーを達成した2015年、2016年と3年連続でトップレベルの活躍を成し遂げている。

 

だが今シーズンはシーズンを通して不調でブレイク後最低の成績となったしまった。

 

今回の記事では、その山田選手不調の要因をデータで探っていく。

(今回使用したデータは「データで楽しむプロ野球」から引用しています。データで楽しむプロ野球

 

 

 

 

 

ストライクゾーンの対応の変化

昨シーズンと今シーズンの成績を比較してみると、出塁率長打率、空振り率などほぼ全ての成績が大幅に悪化してしまっている。

 

そんな中でも変化が無かったのは四球率で、ボール球見極め率も81.06%→81.49%とほぼ変化が無かった

 

つまり相手チームの戦略によって、選球眼が乱れたということでは無かった。

 

それに対して変化があったのはストライクゾーン内の投球への対応

 

空振り率が6.77%→8.23%、スイング率が57.19%→59.27%とそれぞれ悪化している。

 

つまりストライクゾーン内の投球に対して積極的に手を出していきながら、空振りが多くなってしまったと言える。

 

では変化があったストライクゾーン内においても特にどのゾーンに苦戦していたかを見てみる。

 

ゾーン別打率の変化

まずは2016年、2017年のゾーン別打撃成績を以下に示す。

 

f:id:TCDumplings:20171016222007p:plain

2016年

f:id:TCDumplings:20171016222031p:plain

2017年

特に注目したいのが真ん中から内角低めの赤枠ゾーン。

 

打率も本塁打数も悪化してしまっているが、特に内角低めは三振数が大幅に増加してしまっている。

 

色々な媒体で指摘されている通り、死球の影響で内角の球に苦戦していることがデータからも見て取れる

 

ただ、打数自体は増加しており、内角に手が出なくなった訳ではない

 

空振りが増加していることも考慮すると、山田選手自身も内角に苦戦しているのは把握していて、何とか対応しようとしたが、上手くいかなかったと考えられる。

 

まとめ

山田選手の不調の要因は今までの言われている通り、内角の投球への苦手意識であることがデータからも分かった。

 

ただ、前述の通り山田選手自身もそれを分かっていると考えられる。

 

このオフシーズンに山田選手がどの様な修正を行ってくるか、今から楽しみにしたい。

 

 

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