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【NPB】データから見る適正年俸はいくらか?注目選手について算出!

ソフトバンクホークスの優勝で幕を閉じた今シーズンのNPB

 

秋季キャンプも終わり、本格的なストーブリーグに突入した。

 

ストーブリーグで最も気になるのは選手達の契約更改だろう。

 

活躍して年俸が上がる選手、移籍に際してその年俸が障害になる選手、様々居る。

 

そこで今回の記事では、「WAR」を使って選手の適正年俸を算出する。

 

もちろん実際の年俸は過去の貢献も考慮されているが、今回の記事では今シーズンの活躍のみを考慮する。

適正年俸の算出方法

まずは各球団の推定年俸の合計を算出し、勝ち数の数で割る。

 

この計算をするとNPBにおいて「1勝をあげるのに要した金額」が算出される。

 

実際に計算して見ると以下の様になる。

 

2,808,577万円(12球団推定年俸の合計)÷842勝(12球団勝ち数の合計)=3334万円

http://www.sanspo.com/baseball/photos/20170502/tig17050205010002-p1.html

つまり、NPBにおいて1勝をあげるには3334万円必要になる。

 

ここで1軍最低年俸は1430万円と定められている。

 

また、WARは代替可能な選手に比べてその選手が何勝をチームにもたらしているかを示している。

 

つまり、WAR=0の選手の年俸は1430万円と考えることが出来るだろう。

 

以上の考え方から適正年俸を以下の様に算出する。

 

適正年俸=(選手のWAR)×3334万円+1430万円

 

この式から注目選手の年俸を算出してみよう。

(WARはデルタのものを利用http://1point02.jp/op/gnav/leaders/pl/pbs_dashboard.aspx?sn=2017&lg=0&tm=0&ps=0&sl=1&sr=0&pn=-1

注目選手の適正年俸

丸佳浩(広島カープ

今シーズンのセリーグMVPにしてWAR1位の丸選手。

 

適正年俸と今シーズンの推定年俸を見てみよう。

 

適正年俸:3億1100万円

推定年俸:1億4000万円

 

約1億7000万円の差があり、広島カープとしては超お買い得な契約だったといえるだろう。

 

総合力が高い選手であり中々年俸が上がらなかった丸選手だが、MVPを取った今シーズンの契約更改は非常に楽しみだ。

 

源田壮亮(西武ライオンズ

パリーグ新人王の源田選手。

 

走塁、守備で非凡なモノを見せていた今シーズンは、新人の中でWAR1位だった。

 

適正年俸:1億7400万円

推定年俸:1200万円

 

約1億5000万円の差があり、丸選手に負けず超お買い得な契約だったといえる。

 

いきなり1億円までいかないとしても、大幅な年俸アップが期待できる。

 

A・ゲレーロ中日ドラゴンズ

ドラゴンズの主砲として本塁打王を獲得したゲレーロ選手。

 

やや複雑な契約形態をしており、ゲレーロ選手が受け取っていた5億円の内、ドラゴンズが払っていたのは1億5000万円で残りはドジャースが払っていた。

 

ゲレーロ選手自身は年俸を落としたくないため年5億円級の契約を望んでいるそうだが、適正年俸はいくらか?

  

適正年俸:1億800万円

推定年俸:5億円(ドラゴンズ負担:1億5000万円)

 

ドラゴンズが払っていた金額がほぼ適正年俸で、5億円は明らかに払い過ぎだろう。

 

ドラゴンズは年3.5億円の複数年契約を提示したと言われているが、それでもかなら高い評価と言えるだろう。

 

まとめ

今回は1勝に要する金額とWARを使って適正年俸を算出してみた。

 

もちろん実際の年俸は今までのチームへの貢献なども考慮されているため、ベテラン勢は実際の年俸が適正年俸より高い場合が多い。

 

それでも契約更改の際の推定年俸が高過ぎるのか?それとも低過ぎるか?を考える1つの材料にはなるはずだ。

 

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