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【NBA】次世代の最強センター、ジョエル・エンビード(Joel Embiid )

オールスターを迎え、シーズンの約半分が終了したNBA

そんな中で予想以上の飛躍を遂げているのがフィラデルフィア・セブンティシクサーズだ。

再建期が長く続いたこのチームは、今シーズンもまだまだ若手育成が続くと思われていた。

しかしながら現在イースタンカンファレンス7位とプレーオフも狙える位置に付けている。

 

この好調なチームの前半戦MVPがジョエル・エンビード選手だ。

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ここ3年のドラフト1位(右からフルツ選手、エンビード選手、シモンズ選手)

 

今回の記事ではジョエル・エンビード選手について紹介し、後半戦の活躍を予想する。

 

 

基本情報

経歴

ジョエル・エンビード選手はカメルーン出身の24歳(1994年生まれ)。

名門カンザス大学で1年間プレーした後、2014年のドラフトの全体3位でフィラデルフィア・セブンティシクサーズに指名された。

全体1位の候補にも挙がるほどのポテンシャルを持っていたが、ドラフト時には右足を骨折していたため全体3位での指名となった。

また、この骨折のため2014年~2015年シーズン、翌2015年~2016年シーズンを全休し、NBAデビューは2016年~2017年シーズンで、今シーズンが2シーズン目である。

 

プレースタイル

身長は219cmでいわゆるセブンフッターで、ポジションはセンター。 

プレースタイル的には現代のビッグマンらしく、ゴール下だけでなく幅広くプレー出来るのが特徴。

 ドライブで仕掛けた時のユーロステップがセブンフッターとは思えないほど滑らかで個人的に大好きだ。

 

www.youtube.com

 

データで見るエンビード

基本スタッツ

この2年の基本スタッツを表にまとめてみた。

Season Age G GS FG FGA FG% 3P 3PA 3P% FT% TRB AST STL BLK PTS
2016-17 22 31 31 6.5 13.8 0.466 1.2 3.2 0.367 0.783 7.8 2.1 0.9 2.5 20.2
2017-18 23 44 44 8.3 17.1 0.487 1 3.3 0.297 0.785 11.1 3.1 0.6 1.8 23.7

 

今シーズンはコンディションもよくほぼ全試合に出場し、積極的にシュートを打つようになった結果、チーム最多のポイント&リバウンドを獲得している。 

アシスト、スティールも平均以上獲得しているエンビード選手だが、今シーズン不調なのが3ポイント。 

昨シーズンはリーグ平均並みの成功率だったが、今シーズンはリーグ平均を下回る30%となっている。

 

ヒートマップ

前述のように3ポイントで苦戦しているエンビード選手だが、中長距離のシュートには自信を持っている。

 

それが分かるのがエンビード選手のヒートマップだ。

 

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エンビード選手のヒートマップ(赤→黄色→緑→青の順に割合が下がっていく)

 

ゴール下の割合が最も高いが、特徴的なのがペイントエリア外。

ペイントエリア外の2ポイントゾーンや中央の3ポイントゾーンの割合も高いことが分かる。

 

比較対象としてアンソニーデイビス選手のヒートマップを見てみる。

 

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デイビス選手のヒートマップ(赤→黄色→緑→青の順に割合が下がっていく)

 

ゴール下以外の黄色、緑色のエリアはあまりなく、エンビード選手のシュートエリアの広さが分かるだろう。

 

後半戦の予想

前述の通り、スタッツ的にもヒートマップ的にも幅広く貢献しているエンビード選手。

 

ただ今シーズンの3ポイント割合はリーグ平均を下回っており、このままの成功率であれば3ポイントはあまり打たない方が良い

以下の記事で3ポイントの成功率が総得点に与える影響を検証した。)

 

strange.hatenadiary.jp

 

ただ昨シーズンの成功率やフリースローの成功率、そして実際のシュートタッチから考ると現状の成功率は不運な方向に振れている可能性が高い。

 したがって後半戦は3ポイントの成功数が増え、より貢献度が上がると予想出来る。

 

まとめ

好調なセブンティシクサーズを支えるエンビード選手。

 この記事のタイトルには「次世代の」と付けたが、オールスターのスターターに選ばれたように既にリーグ屈指のセンターである。

まだまだ23歳の選手であり、3ポイントを含め伸びしろは十分に残しているはずだ。

同世代のデイビス選手と切磋琢磨して、歴代でも屈指の存在になって欲しい。

 

同じセブンティシクサーズのシモンズ選手についても書いています

 

strange.hatenadiary.jp

 

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